シンクロ蚊

2006年7月1日 読書
ISBN:457594016X コミック こうの 史代 双葉社 2006/06/28 ¥760
ほどいたチリチリの毛糸を沸騰したヤカンの注ぎ口に通してのばしたりしてたなあ〜ママン。
と、さんさん録読むと思い出しました。
ウチのママンは結構マメな人だったので、自分も最低限の事はしないと恥ずかしいなあ〜と思うもんで、焼き魚のカシラの場所が反対になってるのをそのまま運ぶ新人さんを「子供の頃、おうちで習わなかったの!」としかった事が昔あるんですが、すみません、習わない人だっているんですよね。
自分の家が基準と思ってるとイカンですよね。

人並みの家庭を経験して(まあ、パパママ仲は悪かったけどさ)、海でも田んぼでも走り回って遊んで、虫も触れて、草花での遊び方も知っていて、ソロバンとかピアノのお稽古にもいやいや通って、ふつ〜に成人した。
なんでか、ふつ〜の結婚や仕事はしてないけど、まあ、この先、ふつ〜に年とって死んでいくでしょう。

犯罪者にならないだけでもたいしたもんだ、と、最近のハードルは低いです(笑)

そういや、よく、「うちの親は厳しくて、おもちゃは買ってくれなかったけど、本だけは好きなだけ買ってくれた」という話を聞くのですが、うちはですね、「本だったら図書館にたくさんあるでしょ?」とちっとも買ってくれませんでしたよ。父親も本読む人じゃなかったし。だもんで図書館の本を片端から読んで、家にあった数少ない本も何でも読んで(小学館の分厚い辞典からママンの嫁入り道具「結婚と出産」まで←おかげで幼稚園の頃から子供が生まれるしくみを知ってしまったよ・・)、小4位からおこずかいで本買うようになりました。
生まれて初めて買った本は安部公房の「幽霊はここにいる」だよ。タイトルだけで選んで、内容さっぱりわからなっかたよ(今でもわからないよ)

「うちには子供の頃から家にたくさん本があって〜」という話はうらやましかったけど、最初から自分の好みを見つけていくのも楽しいもんだなあ〜と思います。
なにより、自分の少ないこずかいから買った本は大切にするよ。

今はマンガばっかしですね。
いや、だって、活字物は立ち読みできるじゃないですか(違)

足、左右対称で同時間に蚊に刺された。
憎い・・

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明

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