ISBN:4840233616 単行本 有川 浩 メディアワークス ¥1,680
公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として「メディア良化法」が成立・施行された現代。超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館! 狩られる本を、明日を守れ! 正義の味方、図書館を駆ける!

・・という内容らしい。
本屋で平置きしてあって、少し読んだんだが、さすがに読破は無理(分厚い)
買うか・・いや、せっかくの図書館物だから、図書館で借りる?
っても、順番待ちっぽいな、この手の本は・・(待つの嫌い)

なんつ〜か、狩られる本を守るため、図書館員で防衛部や後方支援部が出来て、ホントに戦争やらかしちゃうっつう話には、ど〜やったら、そんな発想を・・と作者に驚いたです。

でもさ、主人公の女の子が、ずっと探してた童話の本を狩られるあたり、ちょっと共感した。
「こじきのおじさん」って言葉がNGワードだったみたいだけど、これは「無職のおじさん」ではダメなの!っての。
そうだよなあ、私も昔、書評がダヴィンチに載ったとき、「田舎の学校」が「地方の学校」に変えられていて、違う!地方と田舎の持つ言葉のイメージは違うの!!と不満を持ったもんです。

そういや、何年か前、運動会でやる障害物競走、障害者に不快感を与えるので、その言葉をやめるとかなんとか、新聞で読んだんですけど、どうなったんでしょうかね?
記事読んだ時、そんなアホな・・と思ってたけど。

子供の頃、転校するとき、クラスメイトから「楽しそうな本だから」と貰った本が、友達は気づかなかったみたいだけど、結構、どうしょうもない本で、まあ、プレゼントしてくれた好意は受け取っておきましょうと、本も捨てずに引き出しの奥底にしまっておいたら、TVでどっかのおばさまが「こういう悪書があるから子供たちに悪影響を与えるのです!」と、まさに、その本を片手に上げてまして・・(苦笑)

いやさ、自分で悪書だと判断できなきゃダメでしょ。
悪書を、そのままアタマに入れるのは、しょせん、その程度の人間だったって事で。
本の影響で犯罪する?
ざけんな、元の人間性が問題なんじゃ。

ってな感じで、うん、やっぱ、図書館戦争、明日、買ってこよう。ライトノベルズだから読みやすいし。
やっぱ、本好きは、こういう内容に弱いよね。

西村しのぶの「サードガール」が再版されてた。
1巻千円以上で8巻ある・・ぼったくるなあ。
つうか、完結してないじゃん!阪神大震災の後、ぷっつり切れたじゃん!
私は、完結をみたかったのじゃい・・
(でも未収録が入る巻だけは買おうかな・・と・・立ち読みで読んでるけど)

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明

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