ウルトラマンティガの長野くんを主役にして、ウルトラ兄弟の映画が新しく撮られるというニュースは、すっごく嬉しいんだけど、円谷を買収したTYOの吉田社長のコメントを聞くと、かなり複雑。
確かに円谷は放漫経営だったかもしれないけど、あの経費のかかる手作り感たっぷりのセットなんかを、「無駄。コストが安くあがるCGを多く使って、もっとかっこよくする。一部のファンだけが楽しんでるのは無駄」とか言ってると、まあ、確かに、そうなんだけど、その一部のファンである私も、切り捨てられてるような気がするんだわな。
確かに円谷は無駄な物がたくさんあったのかもしれない。
でも、無駄な物に囲まれながら、面白いものを作ってきたんだし、初めから合理主義でやってたら、ヒット作は生まれてなかったかもしれないんじゃないかと。
だって、前も言ったじゃない。バカボンのパパの名言。
「ダニとアイディアはホコリがないとわかないのだ」
それにTYOのCG駆使した某アニメ、内容が薄いと評判だったような・・
まあ、私もホントは円谷の内情なんて、知りませんけどね。
とにかく、会社に残ったスタッフの方々と、少しでもすばらしいウルトラマン映画を完成させて欲しいですね。
頑張れ！
実は一番の楽しみが、つるの剛士くんがアホで憎めないウルトラマンをまたやると、ウルトラマンやってたこと知らない人達が、「こいつ、役でもアホやなあ〜」と思うじゃないかと・・（ひどい・・）
こんな私は、つるのくん目当てに、教育TVの「すくすく子育て」を毎回見てます（笑）
コメント
あの社長の発言で、いい夢をみていたところをたたき起こされたような気分です。
「ダニとアイディアは・・」の言葉、本当にそうですよね。やっぱりパパは素晴らしいです。
すごく、まとまりのないイタタなオタクブログで申し訳ないのですが（汗）
TYO社長のコメント、本当に悲しいです。
ビジネスでは合理化は確かに必要かもしれないけど、物作りで客の心を掴むのは、合理化・戦略以外にも色々あると思うんですよね。
自分の仕事がサービス業なのですが、若返りした管理職の人達が合理化の名の下、長年勤めていて気配りのあるおばちゃん従業員の意見を取り入れず追い出しにかかっていて、ミーティングの度にうんざりしてます。合理化ばっかしやってたら、従業員の笑顔も減って客が逃げるのにな・・
うう、関係ないグチですみません（汗。汗）