深夜じゃなく。
え？まさか！と思うことをやってくれるのがテレ東。頑張って。
しかし、再度言うが、「鈴木先生」すごいぞ。スマスマなんぞ見てる場合じゃねえ。
普賢岳関連の番組がいくつかあると、ああ、２０年かあ。自分、福岡に来て２０年になるんだなあ～と、しみじみ。
直接被害にあわなくても経済的に打撃を受けた人達は山ほどいて、生活を立て直すのがいかに大変かが少しはわかるので、なんだかなあ、と。
朝のＮＨＫで、６月３日の大火砕流の時、反対方向に出てた美しい虹を撮った方がいて、それをモチーフに内嶋善之助さん（本、持ってたわ）が朗読劇されてるの紹介されてたんですが、そうそう、あの日の空は異常だったなあ、と。
スーパー出ると、空が半分真っ暗で、半分青空。なんですか？これは？と。
あんな変な空、生きてて一度しか見てない。
福島で、避難地区以外でも自主的に離れる人が何万人もいて、というのは、仕方のないことだと思うよ。街がゴーストタウンみたいになって、お店とか営業も大変になるんだろうなあ。そこの息子が大学進学とかの時期だったら、どうするのかなあ、とか。妻子供が疎開中にダンナが浮気してたりしてなあ、とか。夫の実家に疎開してるうちギクシャクしたりしてなあ、とか。近隣の賃貸がどんどん値上がりしてなあ、とか。
当時、噴火災害を多少なりとも体験した島原の人達は、今回の震災で思い出してるんでしょうね。
噴火災害がなかったら、の自分のもう一つの人生。
「地元で事務員とかして地味に働きながら、三十路前に適当に見合い結婚。
子供一人もうけるが、十年ぐらいで離婚。子供を連れて実家の母に預け、島原で仕事ないわね・・と諫早ぐらいに車でパート通勤して親や姉の援助うけながらどうにか生活。子供は食い扶持に困らないよう、看護学校に行かせました。もうすぐ就職するのが楽しみです。てへ」
・・ってとこかな？
リアルすぎるだろ！
まあ、現在の生活もありってことで。
正直、島原に戻りたいかと言われると、もう、戻りたくない。
嫌な事が多すぎた。
でも、空の色とか、自分に降りそそいだ泥状の灰とか、それは忘れないよ。
コメント