「ペコロスの母に会いに行く」
最近、この本、どこでも平積みで置いてるなあ~と気づいてたけど、今日、紀伊国屋でサンプル本を全部立ち読みで読んで、いや、これはいい本だと思いました(だったら買え。百合本とか買う金あったら)
長崎で自費出版が評判を呼び、西日本新聞社から出したそうな。
作者が認知症の母親の様子を描いた、笑えて、ほろりとくるコミックなんだけど、いや、ワタクシ、こういうのでホロリとくるの嫌なんだよね・・と思ってたのに、
優しい内容なんで、まあ、のせられてもいいかと。
バリバリの長崎弁も、親しめるし。

でも、原爆の被爆体験というのは、色んなことを忘れても、残るものなんだなあと、しみじみ。子供の頃の体験だと、トラウマも残るだろう。
長崎市在住でなくても、皮膚がべろべろになった身内が夜通し歩いて帰ってきて死んだとか、身内をさがしに被爆地に入ったとか、当時の長崎の人達にはザラにあることで、子供の頃から、よく話を聞かされてたけど、長崎から出ると、そういう話題は身近で聞かなくなって、結構、温度差を感じたもんです。

そういや、実家のたんすの引き出しから、朝日新聞や長崎新聞の原爆体験者の話の切り抜きの束が出てきて、母に「集めてたの」と聞くと、「そうそう、明日、〇〇おじちゃんにも見せなくちゃ」と言っとりました。まあ、おじちゃん来た時は忘れてましたが(笑)

ちなみに、うちの母は、昨日のことは忘れても、白髪の登坂アナの事は、まだ覚えてます。今、札幌にいるのよ、と話題ふったら、「あの人、好きだったわ」
・・私と同じ血が流れてるよ・・

まあ、長崎のことを語れる自分じゃないな。
もう、博多暮らしが長いんで、実家にしばらく戻ってる間、ももち浜もアサデスも今日感テレビも熱烈福岡もTVで見れず、新聞は長崎新聞だし、かなり寂しかった。福岡のローカルな話題が全然入ってこない・・。
長崎のほのぼのニュースとか、すんません、心底興味なかったよ(笑)

まあ、そんな感じの日常です。

「ひらり。」の最新号の橋本みつる、いいなあ・・

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